ベアは必ずしも喜ばしい事とは言えない

本日のパフォーマンスは+1.9%。
日経平均の+2.3%、TOPIXの+2.3%をアンダーパフォームでした。

大手企業の春闘でベースアップ実施の動きが出てきています。
また安倍総理も景気が不透明でも賃上げする様、働きかけています。

しかしこの動きはあまり良い動きとは言えないのではないかと
私の愛読書『億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術』を読みながら
感じた事がありましたので、今日はそれについて触れたいと思います。

P23でコモディティ型の企業の説明がなされているんですが、
コモディティ型企業のブーム化という考え方が示されています。
要約しますと「好景気時には消費者の購買意欲が供給力を上回り、
大幅な増益を享受する。一時的に膨張したバランスシートを理由に
経営陣は設備投資を行い、増配や賃上げの要求に応じる。
しかしブームが去った後には過剰な生産能力、過大な配当支払い、
解雇が難しい高賃金労働者が残る
」という内容です。

この危惧は2008〜2009年に最悪の形で的中しました。
GMは経営破綻、クライスラーはフィアットの傘下に
フォードもアストンマーチンの売却から始まり数多くの
傘下ブランドを失う事となりました。

日本の春闘で主役となる企業陣もほぼ全てコモディティ型です。
つまり不景気や円高の風が吹き荒れた時に
今の行為そのものが大きなリスクとなる危険性をはらんでいます。
必要以上に高い一般管理費は削減する際には大きな痛みを伴います。
不景気になれば子会社や孫会社の切り捨てが発生するでしょう。
大手企業社員のベアが中小企業を
数年後に吹き飛ばす遠因となってしまうのです。

勿論、投資家という視点で言えば資産バリューの人はともかくとして
成長バリューに近い人間はその様な企業を買う事は難しいでしょう。
しかしそこで発生した突風が優良企業にも直撃する事を考えると、
素直に喜んでばかりもいられないとも思うわけです。

こういう時期だからこそ、良書からどう動けば良いか。
必要であれば何度も繰り返し読む事で自らの血や肉に
せねばならないと私は考えています。

機会があれば、是非お読み下さい。







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