フジコーポの中間決算について

フジコーポが中間決算を6日に発表しました。
概要としては増収率4.8%、営業増益率-0.3%、経常増益率-1.0%、純利益増益率-4.7%。
増益減益という事になりました。
第2四半期単体では株探のリンクを貼らせて頂きますが、
増収率が+6.1%、営業増益率が+8.5%でした。
純利益が前年比24%減という数値になっていますが、
こちらは決算短信に説明されている通り宇都宮店移転に伴う
旧店舗固定資産価値を再算出した上での減損処理の影響が大きく出ています。
第1四半期の単体が増収率4.0%、営業利益-2.8%だった事を考えれば
第2四半期単体としては幾分かは戻ってきてはいますが、
市場の反応みる限りは期待外れだったという事になりそうです。
営業CFも1億2000万ほどは増えましたが、
半年で本業で稼いだキャッシュがほぼ全て短期負債の返済で消えていますので
企業側が増資を行いたかった理由がよく分かります。
フジコーポにとっての27億円は約7四半期分の利益に相当しますから
利子負担も馬鹿になりません。
さて減損処理に関してですが、これはフジコーポでは良く行われています。
少し立地の悪い小さい店を出して、それが軌道に乗ったら
大きな店舗を好立地に出していくという展開スタイルなので
これは過剰投資を抑える保険料という考え方も出来ると思います。
勿論最初から適切な規模の店をつくれれば、それが最良ですが、
店舗を大きくつくり過ぎて稼働率が落ちるよりは無駄がないですし、
今回のケースの様に建物は所有したまま他業種へリースするという事で
なるべく固定資産評価を落とさない様に対処しているので
個人的には無理をされるよりは良いと考えています。

投資家も大きなリターンが狙える企業は大きなリスクが取られ
株価もよく上昇していきます。
フジコーポの場合は機会損失が多少あっても過剰投資を
徹底的に避けていくという特徴があります。
リスクヘッジが多い分だけ成長率は市場の想定より低くなるので
株価としてもなかなか評価されないという事も言えます。

今回の決算で気になったのは土地が6億円分売却されているのですが、
ちょっとどこの土地を売却したのか分かりませんでした。
36億のうちの6億ですから、かなり大きい売却なのですが、
もう少し調べてみて分からなかったらIRに問い合わせようかと思います。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら教えて頂ければ幸いです。

成長率予測などは変更ありません。

今日も金持ちに半歩近付く事が出来ました。
ありがとうございます。
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