2017
Feb
24
4
フジコーポへの信頼度が低下した3つの分岐点
2月15日にフジコーポを平均単価2246円で全株売却しました。
売却の決定打になったのはリツイートさせて頂いたツイートにもある通り、
取締役のストックオプション条件を確定した翌日に
株主優待の拡充を発表して株価を釣り上げた事で
経営者に対する信頼が完全に無くなってしまった事でした。
実はその前に2つ、私の心の中に小さな綻びが出来ていました。
1つは月次に関してです。
フジコーポは2016年7月まで本部売上高を通販と卸売で分けて発表していました。
しかし2016年8月からはこれを統合してしまい
売上こそ加わりましたが、結果的に情報開示が後退してしました。
通販と卸売のどちらがどれだけ伸びているかというのは
フジコーポの販路と成長を把握するのに重要な情報であります。
全く違う販路の情報を同一の情報として開示された事で
何か隠したい事があるのかという疑問点が生まれてしまい、
フジコーポに対する信頼度が揺らぎ始めました。
もう1つは今年の株主総会で経営陣から議決を求められた中で
取扱商材の拡張とフランチャイズ体制の導入に関してです。
フジコーポのストロングポイントはタイヤとホイールに特化した取扱と
直営店舗で専門性の高いスタッフが
高付加価値商品を販売するという事だと私は考えていました。
しかしその両方を一気に失いかねない株主提案をされた事で
フジコーポへの信頼度は売却を検討せざるを得ない基準まで下がってしまいました。
そこにさらに3つ目の一連の流れが発生してしまったわけです。
そしてそれに伴う株価の上昇は本質的な成長とは無関係の上昇でした。
新たな優待の価値を入れて計算し直す事も考えましたが、
これだけ急激に増やした優待は、同時に急激に減らす事も出来るものだと考え、
それについては考慮せずに従来の設定していた売却水準を素直に超えた所で
売却をしたという次第です。
その後は平均売価よりも高い所を株価は推移していますが、
それは私の取れる利益ではありませんので、
今回の売却については納得した取引が出来たと思っています。
現在は数社の監視銘柄もしくは市場全体の暴落を待ちながら
現金以外はインバースのETFのみを保有している状況です。
この保有は逆張り利益を狙うと同時に市場全体がどれくらい下がったのかを
合理的に判断しやすくする為に保有しております。
本日も半歩金持ちになる事が出来ました。
ありがとうございます。
売却の決定打になったのはリツイートさせて頂いたツイートにもある通り、
取締役のストックオプション条件を確定した翌日に
株主優待の拡充を発表して株価を釣り上げた事で
経営者に対する信頼が完全に無くなってしまった事でした。
実はその前に2つ、私の心の中に小さな綻びが出来ていました。
1つは月次に関してです。
フジコーポは2016年7月まで本部売上高を通販と卸売で分けて発表していました。
しかし2016年8月からはこれを統合してしまい
売上こそ加わりましたが、結果的に情報開示が後退してしました。
通販と卸売のどちらがどれだけ伸びているかというのは
フジコーポの販路と成長を把握するのに重要な情報であります。
全く違う販路の情報を同一の情報として開示された事で
何か隠したい事があるのかという疑問点が生まれてしまい、
フジコーポに対する信頼度が揺らぎ始めました。
もう1つは今年の株主総会で経営陣から議決を求められた中で
取扱商材の拡張とフランチャイズ体制の導入に関してです。
フジコーポのストロングポイントはタイヤとホイールに特化した取扱と
直営店舗で専門性の高いスタッフが
高付加価値商品を販売するという事だと私は考えていました。
しかしその両方を一気に失いかねない株主提案をされた事で
フジコーポへの信頼度は売却を検討せざるを得ない基準まで下がってしまいました。
そこにさらに3つ目の一連の流れが発生してしまったわけです。
そしてそれに伴う株価の上昇は本質的な成長とは無関係の上昇でした。
新たな優待の価値を入れて計算し直す事も考えましたが、
これだけ急激に増やした優待は、同時に急激に減らす事も出来るものだと考え、
それについては考慮せずに従来の設定していた売却水準を素直に超えた所で
売却をしたという次第です。
その後は平均売価よりも高い所を株価は推移していますが、
それは私の取れる利益ではありませんので、
今回の売却については納得した取引が出来たと思っています。
現在は数社の監視銘柄もしくは市場全体の暴落を待ちながら
現金以外はインバースのETFのみを保有している状況です。
この保有は逆張り利益を狙うと同時に市場全体がどれくらい下がったのかを
合理的に判断しやすくする為に保有しております。
本日も半歩金持ちになる事が出来ました。
ありがとうございます。