キャッシュフロー

本日は-2.9%と大幅な下落となってしまいました。
日経平均の-1.0%を大きくアンダーパフォームです。
ただ今日、私がヒヤリとしたのは自分の保有銘柄に関してではなく、
この記事に関してです。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150129-00010000-shikiho-biz

四季報オンラインの渡部さんの記事です。
四季報を完全読破した男としてお馴染みの人ですね。
この記事を読んだら、最初に四季報のとある銘柄の2008年の業績欄が記載されておりました。
そしてこの銘柄の3ヶ月後の株価はいくらかという渡部さんからの質問へと続きます。
この銘柄は当時株価が1170円、PBRが0.35倍の銘柄です。
そして選択肢は4つ。
PBRの1倍である3300円、PBR2倍の6600円、予想PER10倍の8300円、そしてその他。

私はipadでこの記事を閲覧して問題にチャレンジしてみました。
四季報の業績欄だけしか記載していないのに3ヶ月後の株価を予想しろだと!
なんて不親切な記事だとは思ったのですが、
記事のタイトルが恐怖の落とし穴だったので恐る恐る業績欄を見てみました。
まずいつも通りにEPSを確認します。
04年に171.9円だったものが、08年には935.9円まで増えています。
ただ今後2年間の予想EPSは低迷しているので、
何か転換点にある企業なのかと予想してみました。
どの銘柄か分からないし、四季報コメントもないし難しいなと思いながらですが。
ただ今回は最初に記事のタイトルを読んでいたので粗探しをしようと
息巻いて読んでいるので、直近の業績の悪さを目敏く見つけられました。
株価予想を約30%ダウンの720円と予想したのですが、正解は上場廃止。
なんて恐ろしいや株式市場と思い、自らの未熟さを痛感しました。
まさにvisionさんが業績だけで銘柄を判断せずにキャッシュフローも重要だという
警告を発した直後であったので、この記事でヒヤッとした訳ですが、
yahooから記事の掲載元である四季報オンラインの元記事のURLにとんでみたら、

https://shikiho.jp/tk/news/articles/0/59057

株式欄がしっかり記載されていました。
そうじゃなければやっぱり判断できないと思いながら株式欄を読んだら、
上場廃止も当然のとんでも案件である事はすぐに察知出来ました。
総資産2286億に対して、有利子負債が1487億。
自己資本比率は19.3%。ROEが22.3%に対してROAはわずか4.3%。
営業キャッシュフローのマイナスも2年連続で洒落になっていない金額を計上していました。
一歩間違えたらバリュー投資家はこういう銘柄を買ってしまいますよという
本当に恐ろしい疑似体験をさせてもらいました。
この銘柄でも私のスクリーニングの第2段階までは抜けてしまいます。
これで有利子負債が少なくて、ROAが12%を超えていれば第3段階まで抜けてしまいます。
下手したらファンダメンタルの条件はクリアしてしまう可能性だってあると思うと、
強烈な胸の痛みを覚えました。

この銘柄に業績欄しか無かったとはいえ700円の予想株価を付けてしまったことが
まだまだ未熟者である証であります。
力のあるバリュー投資家なら業績欄だけでもきっちり弾いているはずで、
人によっては上場廃止も言い当てている事でしょう。
キャッシュフローの理解も勿論ですが、
四季報やIR情報を細かく何度も読んでいく慎重さ、
そして広い視野で総合的に企業価値を判断する能力。
しっかりと勉強して集中して、実際にこんな目に遭わない様にしなければなりません。
そういう決意を新たにしています。

スカイマークは誰しもにとって分かりやすかった、
しかしモリモトの様な銘柄もある。
これがまさしく株の恐さなんですね。

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